葬儀も時代とともに変わってきました。一番大きな変化はお寺や家でしていたのが葬儀場に移ったことです。その形もまた変化が見えてきています。子供のいない夫婦、娘が嫁に行って跡取りのない家庭など、お墓の相続、建立にも変化が表れ、共同納骨堂や、散骨など様々な選択肢が出てきています。現在葬式産業も分岐点にまたきていると言えます。長生きをして90代まで生きる長寿者も多く、90歳を過ぎて亡くなった場合など、友人や知り合いもすでに亡く、地域とのつながりも都会では失われていて、参列者も少なく、家族としてはひっそりと送ってやりたいと思うようになるのも無理はありません。参列者が少なくて寂しいよりも家族だけでというわけです。家族葬が増えてきている理由にはこう言う背景があります。そこで、家族葬を扱いますという業者も出てきました。まさに産業です。私どもも、101歳、97歳になる親を抱えていて、介護に勤しみながら、いざという時は家族だけでと考えています。毎年この親たちに送られてくる年賀状も減る一方で、97歳の母など親戚の2枚だけになっています。天寿を全うしたと言えるこのような高年齢者の送り方には家族の考え方次第でどうあってもいいと思います。

少子化高齢時代といわれ、冠婚葬祭の中でも、葬の需要は今後も伸び続けていくであろう。昨今は、家族葬の増加で、各会社もニーズに合わせる形の葬儀を売り物にしている。そんな、最期のお別れをプロデュースしてくれる業者や、お墓の手配方法については、わからないことも多いかと思います。
まず、お通夜やお葬式を行う業者の手配ですが、やはり大手業者は、行き届いたというか、なれた社員が行うので、問い合わせて空きがあれば依頼すれば、ほとんど進行から宗派に合わせた配慮の研修も、うけているので、一番無難であるといえるであろう。家族葬などの相談にも応じてくれます。今の時代なら、ネット検索や経験者の口コミでさがすとよいであろう。
さて、葬儀も終わり、ホッとひと息つきたいところだが、どこで調べたか？香典返しのギフトのパンフレット、仏壇のパンフレットが、こちらの哀しみも関係なく多数、送付されたり、持ってくる。しかし、さすがにお墓の案内はほとんどといっいいほどない。これは、多くの場合、先祖代々のすでに入る墓があるからである。
しかしながら、新しくと考える方も少なくなく、あちこちで新しい墓が建てられ、郊外に行かないと空きがない状態です。手配方法としては、広告を、参考にするとともに、檀家になっているならば、住職に相談するのが良い。

葬儀というのは何かと費用が掛かるもの。もちろん、最近では家族葬のような形態もあり、値段は色々ありますが分かりづらいですよね。業者を間違おうものなら後から追加料金をくれなんて言われかねません。そのためにも業者さんを選ぶときは、料金体系が分かりやすく、見積もり時以降は一切追加料金が発生しないことを断言しているような業者さんに頼みましょう。一例をあげるとこちらのサガミセレモニー（神奈川）の家族葬とかは分かりやすいし、追加が発生しないように見積もると言ってるのでいいですね。

葬儀を行うともなれば、かなりの金額が必要となります。規模の大きさによって料金は異なります。最近では家族だけで見送る、家族葬が増加をしてきています。一般の参列者をお断りして、出来るだけ家族や身近な人たちだけで送ろうとするものです。
家族葬の場合には料金も一般的なものよりかなり抑えることが出来るようになります。有名人であっても規模の大きなものではなく、密葬という形を取る人が増えてきました。これはお金の問題だけではないのです。出来るだけリーズナブルなものを、と思っている人もいるでしょうが、他人に迷惑をかけずに逝きたいと思っている人が多いのです。遺族の意思だけではなく、故人の遺志を尊重しているということもあります。

葬儀会社も多くなってきましたので、各社に見積りを依頼して決めるのも良いでしょう。見積りを行うことによって、違いも分かってくるでしょう。お金をかけようと思えば、いくらでもかけることが出来るものでもあります。
故人と遺族が満足できるような見送り方をするということがもっとも大切なこととなってくるのです。

様々なタイプのものがあるので、調べてみるのも良いでしょう。調べることによってこうしたいと思うものが出てくるかもしれません。